粟生光明寺

大阪駅より新快速で高槻まで行く。高槻で普通に乗り換えて、長岡京駅(旧神足駅)に着く。駅前には予約していた弥栄自動車のタクシーが止まっているが、運転手さんの姿がない。少しして運転手さんが駅から下りてくる。タクシーに乗って、今日の予定としては西山の寺社仏閣を廻りたい旨話す。そして先ずはじめは長岡天満宮に向かう。

天満宮に着いて錦水亭の方へと歩いて行く。この辺りの紅葉も、もはや盛りに近くなっている。これでは山の中のお寺の紅葉は、もう盛りを過ぎているなと思う。錦水亭の面している池は、工事中であり景色に風情無し。時間の関係でお宮そのものは見ないで、長岡天満宮より粟生光明寺に行く。

秋雨が少なかったせいか、ここの参道の紅葉も盛りを迎える前に枯れて縮れているものがある。写真などでこの参道の紅葉の見事さを印象づけられているだけに、大変に残念である。この寺は、法然上人が最初に念仏を説いた旧跡に、出家した熊谷直実(蓮生坊)が、念仏三昧院を建立したのが草創である。現在は西山浄土宗総本山になっている。参道を上がり、本坊前でまた脇道より引き返す。当初はこの寺より、三鈷寺、善峰寺、十輪寺、金蔵寺、正法寺、勝持寺(花の寺)と廻り、西山大原野のお寺を全て廻ろうと考えていたが、この様子では山中の寺の紅葉は全て終わっていそうである。

そこで方針を変更して、圓光寺、源光庵を見て、その後嵯峨野に行くこととする。その旨運転手さんに話すと、彼はこれから行く道筋に地蔵院というのがあるのでそこを見て、その後運転手仲間から今龍安寺の庭の紅葉が良いと聞いているので、そちらも廻ったらどうかとの話あり。それでその二つのお寺も廻ることとして、先ず地蔵院に向かう。

粟生光明寺


 

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