秋 篠 寺

 


戒壇院を出て、道を下って行くと、そこは依水園の正面である。そこから近鉄奈良駅に出て、近鉄で西大寺駅に着く。駅前より秋篠寺行きのバスに乗る。東門より入り、金堂跡の前を通る。そこには見事な苔が生えている。本堂境内に出ると、左手にある大元堂の前に木蓮が見事に咲いている。何人かの写真同好家が、三脚を建てて木蓮を撮している。木蓮を入れて、本堂を撮る。秋篠寺の沿革は、お寺のパンフレットによれば次の通りである。当寺の造営は奈良時代末期に始められたが、完成は桓武天皇の時代で、平安遷都とほぼ時を同じくしている。当地は又秋篠氏の所領であったことから、当時の草創は秋篠氏の氏寺であったという説もある。宗派は当初は法相宗であったが、平安時代以降真言宗に転じ、明治には浄土宗に属したが、今は単独の宗派をなしている。

秋篠寺 入口


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