永 観 堂

 今日は旧O外国事務課の同窓会の日である。昨日来阪されたOさんを迎えに、日航ホテル大坂に行く。昨日は富士トータルサービスのSさんと三人で、堀江寮にて小宴を開き、その後は日航ホテルのスカイクルーザーで歓談をさせていただいた。Oさんとホテルの二階ロビーで落ち合い、JRの新快速で京都に着く。同窓会開始の十一時半までしばらく時間があるので、永観堂の紅葉を撮りに行く。

流石に紅葉の永観堂だけあり、朝の十時と言うのにもう大変な人出である。総本山禅林寺永観堂は弘法大師の弟子であった真紹僧都(七八七―八七三年)により創建された。次の歌は真紹僧都の徳を慕って、自らの別荘を寄進した藤原関雄の詠んだものである。

  おく山の 岩がき紅葉 散りぬべし

          照る日の光 見る時なくて

                 藤原関雄 「古今集・秋下」
永観堂の紅葉


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